漢方外来病院 クリニックハイジーア|不妊・冷え性などを漢方薬で治療

漢方薬の治療にも、保険診療が適用されます。化学薬品に頼らずに、カラダに優しい漢方薬で根本から治療しませんか?

保険診療による漢方治療か、自費診療によるオーダーメイドの漢方治療かをご選択ください。

先祖代代漢方医である父から、東洋医学を学んだドクターが、漢方薬の処方をします。
独自の漢方薬を選ぶ手法を、親から伝承し幼少より学びました。
患者さまひとりひとりの「証」に、ぴったり合わせた漢方薬を処方いたします。
からだに優しく根本から「元気」がみなぎります。

「証」とは、東洋医学的にみた患者さまひとりひとりの体質や症状の具合などの総合的な診断です。

クリニックハイジーアでは、漢方薬専門外来を行っています。

東洋医学的な考えでは、人間の身体は「気」「血」「水」によって作られています。
そして「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の五臓のアンバランスによって病気が起こります。
これらのバランスを取るには、陰陽(いんよう)・虚実(きょじつ)・寒熱(かんねつ)・表裏(ひょうり)や、六病位(ろくびょうい)など、東洋医学的なさまざまな理論から総合的に「症」を決定し(診断し)、漢方薬を選び処方する必要があります。
漢方薬は、本来ヒトに備わっている自然治癒力を高め、病気に対する抵抗力を上昇させ(免疫力が向上し)、原因から健康を取り戻して行く治療です。
「漢方は、病気を直接治すのではなく、カラダのバランスを整えることで、全体から病気を治す。」とも、云います。
そのため漢方治療では、「疾患名」や「病状別」に治療をおこなうことはなく、患者さま個人個人の「症」で治療を施します。
漢方薬は、気・血・水の乱れによる病態や、体質改善、急性の症状、進行した病態、老化などに効果を発揮します。

院長あいさつ

「漢方薬は、『(西洋)薬』と違って即効性がないのでしょう?」
なんて、お考えになる方多いですよね。
「漢方薬を3ヶ月ほど飲んでみたけれど、なにも変わらなかったです。漢方薬なんて、どうせ効かないんじゃないですか?」
というご経験をお持ちの方も、多いのではないのでしょうか?

クリニックハイジーア 院長 矢崎智子

それには、二つ理由があります。

不妊症

とつの理由は、あなたにぴったり合った漢方薬を飲んでいなかったのではないでしょうか?
この世には、二人として同じ顔を持つ人はいませんね。
体格や体質、そして遺伝子までも、そのひとそのひとによって違うのです。

漢方薬は、その患者さまの症状・体質・環境などから総合的に診断し、「証」を決定し、処方するべきものです。
ということは本来、患者さまの数だけ漢方薬の種類も存在することになります。
また、同じ患者さまでも、最初の漢方薬がぴったり合っていれば、症状は当然変わってきますから漢方薬の処方内容も適宜に変えていく必要があるのです。
どんなに具合の悪い患者さまでも、すこぶる健康自慢の方でも、体調は毎日変わりますよね。暑い、寒い、乾燥している、雨が降って湿気があるなど、周りの環境でも大きく体調は変化します。
まさに、お天気のように、体調が変われば合う漢方薬も変わっていきます。
ですから、長期間にわたって「同じ」漢方薬を飲み続けるということは、本来はないということになります。
つまり、漢方薬はその人の証に合ったものを、そのときの証に合わせて適切に選択しなければ、期待する効果は得られません。逆に言えば、ぴったり当てはまるものを選択すれば、期待以上の効果が得られるのです。

二つめの理由は、とても大きな問題です。

方薬の処方は、傷寒論や金匱要略、黄帝内経などの中国医学の古い書物が基礎となっています。
さすが中国三千年の歴史と言えますが、残念ながら、最近の現代人にはそのままの処方箋が合わなくなってきているのです。

現代では衛生状態が改善し、食べ物が豊富になり、医学も進歩しています。現代人の寿命も飛躍的に延びました。
そのような時代の変化に伴って、傷寒論の時代に多かった感染症による死亡は減少し、代わりに生活習慣病やがんなどの病気が増えてきました。また、精神疾患やアレルギー疾患、自己免疫疾患など、昔はそれほど多くなかった病気にかかる人が増えてきたのです。
つまり、私たちを悩ませる病気の種類が変わってきているのです。
ということは、昔のままの処方では治らないケースが増えてきているということです。
きちんとした改善効果をだすためには、このような「現代病」の特徴に合わせて漢方薬も変えていく必要があります。

これらの二つの要素を考えて、適切に漢方薬が選択されれば、漢方薬は現代の科学医薬品以上の効果が期待できます。

また、そんな現代病には、現代人特有の精神的ストレスや、環境汚染、そして「悪化した食生活」も深く関係しています。
人間の病気を「車の故障」に例えて説明してみましょう。
車が動かない原因は、大きく「ガソリン不足」と「エンジントラブル」に分けることができます。
「ガソリン不足」は、車そのものに異常はないけれども、ガソリンが足りないことにより車が動かない状態です。これは病気でいうと、目に見える異常は起きていないけれども、機能がうまく働かないために症状が起こる、「機能性疾患」ということになります。
それに対し、「エンジントラブル」とは、エンジンそのものが壊れてしまい、車が動かない状態です。これは病気でいうと、がんや動脈硬化など、目に見える異常が起きてしまった状態で、「器質性疾患」がそれにあたります。
「エンジントラブル」は、病態の原因のおよそ「1割」と言われています。
それに対して、「ガソリント不足」は病態の原因の、なんと「9割」を占めると言われています。
現代医学は器質性疾患を治療するのは得意ですが、機能性疾患を治療するのは得意ではありません。
これが、現代医学が進歩しているにもかかわらず、未だに病態の原因が理解され治療できるのは全体の1割にすぎない、といわれている所以です。
それに対して漢方薬は、「エンジントラブル」だけでなく、「ガソリン不足」にも効果を発揮してくれます。
しかし、残念ながらその漢方薬も現代人特有の「ガソリン切れ」には、少々役不足にならざるをえません。
それは、漢方薬の治療だけでは、「ガソリンを満タン」にすることが難しいからなのです。
「漢方薬で、ある程度は良くなった感じはするけれど、100%元気にはなっていない。」という患者様がいらっしゃいます。
「ガソリン切れ」で症状が起きている場合には、漢方薬は病態の改善の手助けをしてくれますが、ガソリンそのものを満タンにはできないために、症状が100%改善しないのです。
「ガソリン切れ」の原因の多くは栄養不足(栄養失調)ですので、根本的な病態の改善を目指すには、漢方薬に加えて、分子整合栄養医学による「ガソリン切れ」の治療も施していく必要があるのです。
同時に、運動不足や精神的ストレス、そして食習慣や生活習慣も見直すことも大切です。

コラム

余談ですが、興味深い話があります。
中国建国の父と呼ばれる毛沢東は、20世紀半ば中国を先進国の仲間入りをするために、近代化路線を推し進めていました。
その中国近代化の大戦法として、「東洋医学(漢方薬や鍼灸など)」はまったく科学的な根拠がないとして、中国共産党は国家としてそれらを廃絶しようとしました。
中国も、大国アメリカに追いつけ追い越せと、「インチキな」漢方薬などは認めないという方針を決めたのです。
ところが、毛沢東はその方針を突然変えたのです。
ストレスの多い毛沢東自身は、重篤な心臓病と気管支炎を患っていて、みずから西洋医学の治療をしたところまったく治らなかったのです。
ところが、漢方薬による治療に切り替えたところ、たちどころに治ってしまったそうなのです。(この漢方薬が、今では中国漢方を代表する「冠心Ⅱ号方」です。)
それ以来、毛沢東は西洋医学と東洋医学を、中国における医療のダブルスタンダードとする方針に転換したのです。

漢方薬は「適切に使えば」とても切れ味がよく、効果が期待できる治療法だということがお分かりいただけると思います。

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